津波 放射能 ライフガード ブログ
津波について オレンジフラッグ 避難訓練 避難経路
太東ビーチにおける津波襲来の危機管理について

経緯

 ▶平成23年3月11日の東日本大震災以来、普段我々がサーフィンを楽しんでいるビーチの状況も一変しました。
 ▶まず、その余震による津波襲来の恐怖と不安のためにビーチに近づく人が激減しました。
 
▶そのような状況でもビーチに来たり、サーフィンをする人はいました。「いすみ市サーフィン業組合」では、津波のリスクがあることをビーチに来る人たちに知らせるため、3月26日に【津波注意】の看板を太東、三軒屋、大原のビーチに設置し、告知をしました。
 ▶震災から1ヶ月位してからサーフィンを楽しまれる人もぼちぼち海に入りだしましたが、4月11日夕方、千葉県に津波注意報が発令され、太東ビーチにも防災無線のサイレンが鳴り、緊張と不安が高まりました。(このときは、近隣のサーフショップなどの方々が、ホイッスルや旗、拡声器などでサーフィンしている人たちに知らせました)
 ▶海に入っていて経験的に解ることですが、この防災無線でも、海から陸に吹くオンショアと呼ばれる風向きなど、風上にいるときには聞こえないときが多くあります。
 ▶もしビーチにいて津波注意報・警報が出たような場合、海でサーフィンをしている人たちには、状況によっては伝える術がないということがよくわかりました。
 ▶現在、震災から1年が経ち、津波への不安が薄らいできた感はありますが、そのリスクはいまも全く解決されていません。
 ▶【もし、津波注意報・警報が出たら】ビーチにいる人たちはどのように対処・避難できるのかを考え、具体的な対策を練って実践してゆかねばなりません。(津波が到達してからではなす術はありませんので)

対策

 ❶まずはビーチにいる人々に注意報・警報を早急に広く認知させること
 ▶ 防災無線の届く範囲を風向きなどの条件と合せて検証する。
 ▶ 防災無線と連動した視認できる警告灯をビーチに取り付ける【案】
 ▶ それまでは、津波注意報発令時にフラッグを掲げて知らせる。フラッグの色・柄・掲げ方など全国的な統一が必要(暫定的にはオレンジフラッグを使用する)
 ▶来場者が多い時期(4月~10月や土・日・祝)はライフガードが常駐する。
 ▶早朝など、日常的に現場に多くいる人(サーファー、釣人、散歩)にも協力者になってもらう。ビーチに行くときにはホイッスルを携帯してもらい、津波警報がでたら、自らの身の安全を守れる範囲で吹いて知らせてもらう。協力者はあくまでボランティアだが、意識・行動の統一性を図るために一定の講習を受けたものとする。
 ❷避難の方法 ・ 津波注意報・警報の発令を知って、速やかに海から上がることができたとして・・・ ・ まず、身の安全を確保する。サーファーならサーフボードはビーチに置き、車は一切使用せずに高台へ避難する。
 ▶これは、誘導員などはいないであろうと想定される現場の状況から自己判断で行動しなければならないが、避難路の目安、方向などは簡単に認識できることが望ましい。
 ▶避難ができたなら、安全な場所で警報が解除されるまで待機する。
 ❸避難訓練の実施
 ▶上記❶❷を踏まえて、津波警報が発令された想定で定期的に避難訓練を実施する。
 ①津波警報発令(防災無線の代わりにサイレン付き拡声器で知らせる)
 ②現場のボランティア役数名がホイッスルで知らせる。
 ③オレンジフラッグを大きく振って知らせる。
 ④海に入っているサーファーは速やかに上がり高台に避難する。
 ⑤MCが避難の方法(ボードを持たない、車使用しない)や、方向(国道の方角)についてアナウンスする。
 ⑥避難場所にて終了・解散。

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